横浜市、電動車いす「WHILL」を使ったシェアリングサービスの長期実証を開始

 WHILLは9月3日、神奈川県横浜市が地区内外の企業・団体などと連携して進める「みなとみらい2050プロジェクト」において、同社の近距離モビリティ「WHILL」を利用した長期実証実験を開始した。

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 ステーションの場所は、MM21 グランモール公園1階「Cafe アニミ」。利用時間は、火曜日、水曜日、祝日を除く11時〜16時(受付は15時30分まで)。料金は無料で、1回あたり最大3時間まで使用可能。ただし、利用当日に直接ステーションに申し込む必要がある。

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 横浜市は、「SDGs未来都市・横浜」の実現に向け、多様な主体と連携し、環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る取組を進めており、みなとみらい21地区から都市の価値向上を図ることを目的に、「みなとみらい2050プロジェクト」を推進。WHILLを利用したシェアリングサービスとして、2019年11に第1回、2020年2月に2回目の実証実験を実施しており、事業化に向けた課題の抽出など、一定の成果があったという。

 今回の長期実験においては、目的地までのラストワンマイルの移動ツールとしてWHILLが活用される。また、みなとみらい21地区での買物、観光、移動などの際に利用してもらえることを期待し、国内外からの利用希望者や高齢者にも対応したまちづくりなど、移動に伴う社会課題の解決や新たな価値創出につなげるとしている。

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