AIやIoT技術導入の水族館を「川崎ルフロン」の最上階に2020年夏開業へ 鴨川シーワールドやカリブの海賊等に参画チーム

水族館や動植物園の開発を行うアクア・ライブ・インベストメントは、2020年夏、JR川崎駅前商業施設「川崎ルフロン」内に水族館を開業することを発表した。同社は、AIやIoT技術を駆使した今までにないインタラクティブな展示手法も独自に開発し、新しい水族館の在り方を提案する。鴨川シーワールドなかよし広場、東京ディズニーランド カリブの海賊 ジャングルクルーズ等に参画した実績を持つチームによるもの。

水族館 イメージ

この水族館は、JR川崎駅東口にある商業施設「川崎ルフロン」の大規模リニューアルプロジェクトに伴い、既存施設内の9-10階にオープンする。水族館内では、リアルに再現された自然環境の中で水棲生物や動植物との触れ合いなど、様々なコンセプトゾーンにて自然と生き物たちの融合を体感することができる。また、AIやIoT技術を駆使した展示手法も予定されている。(現時点では詳しい情報は公開されていない)

水族館 イメージ

水族館の企画には、数多くの水族館の立ち上げに携わった水族館・動植物園プロデューサー坂野新也をはじめ、様々な業界のプロフェッショナルが集結し、今までにないエンターテイメント水族館を創造するとしている。水棲生物や動物の飼育を含む運営には 、「九十九島水族館 海きらら」や「九十九島動植物園 森きらら」を手がける「させぼパール・シー株式会社」の協力を得て、新しい水族館づくりを進めていくそうだ。

<プロジェクト参画した主な水族館・動植物園等>
沖縄海洋博覧会水族館、鴨川シーワールドなかよし広場、東京ディズニーランド カリブの海賊 ジャングルクルーズ、ホーンテッドマンション、東京都葛西臨海水族園、サンシャイン国際水族館リニューアル、足立区立生物園、佐世保市西海パールシーセンター、栃木県立なかがわ水遊園、海の中道海洋生態科学館アシカ・アザラシプール

水族館・動植物園プロデューサーの坂野新也氏は以下のようにコメントしている。

<水族館づくりへのコメント>
1975年の沖縄海洋水族館プロジェクトへの参画以来、これまで50年近く数多くの水族館プロジェクトに関わってきました。そして常に私が問い続け追い求めてきたのは、「いい水族館とは何か」でした。水族館の役目は、多くの人々に生き物と触れ合うことの喜びを身近に感じて貰うことだと思います。その為には、いつも愛情豊かに魚や動物を育てている飼育員の想いが入館者に伝わることが何よりも大事であると思います。「そこで働く人の想いが伝わる水族館をつくる」これは簡単なことではありませんが、私と同じ想いを持つ他業界の専門家、館長経験者の方々、新しい技術テーマに挑戦する企業の方々の支援を得ながら、新しい水族館の創造へ向け挑戦してまいります。

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