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カップヌードルの謎エビの正体が『まんぷく』でわかった。現実との微妙な違いも

 3月19日、Yahoo!検索トピックで「プーバラン」なる、耳慣れない・見慣れないワードがトレンド入りしました。 「君はプーバランっていうのか 知らずに長いこと食べてきたなあ」 「プーバラン、声に出して言いたくなる『プーバラン』」 「プーバラン『えらいやつに見つかってもた。ワイらの仲間が大量消費されてまうやないかい!』」 「フリーズドライしたら、プーバランはあんなに小っちゃくなるの!?すごいな」
カップヌードル

カップヌードルの具

 これは何かというと、NHK連続テレビ小説『まんぷく』に登場した「まんぷくヌードル」のエビのこと。  ネット上ではこれまで日清カップヌードルの「謎肉」のことがたびたび話題になり、2017年9月にはとうとう日清食品が「謎肉」の成分を公表したことで、SNSは大いに盛り上がりました。

謎エビ「プーバラン」がYahoo!トレンド入り

『まんぷく』においては、スクランブルエッグとネギのフリーズドライ化に続いて、「謎肉」も具材として比較的あっさりと誕生。しかし、具材のラスボスとなったのが、この「謎エビ」でした。  実は、日清カップヌードルに入っているエビは、以前から「謎肉」とともにネット上ではときどき話題になっておりました。なんといっても、あのサイズ感と綺麗な色味。他に見る機会がない独特のものです。  私自身、「謎エビ」がずっと気になっており、とある媒体で10年以上前に日清食品に取材したことがありました。だからこそ、平成が終わろうという今、「プーバラン」がYahoo!トレンド入りするほどの認知度を得たのは、部外者ながら、なんだか嬉しくなってしまいます。
カップヌードル謎エビ

1つにこれだけプーバランが入っていた

 ドラマはフィクションですので、当然ながら事情が少々異なりますが。 『まんぷく』では、エビを具材とする発案者は神部(瀬戸康史)くん。 「どこの屋台にもエビの入っているラーメンはありません。それにエビがあれば、具が華やかになります」 「それにエビは丸々入ります。エビは頭から尻尾まで丸々具材になる。高級感が出ます」というのが理由でした。
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エビ開発、事実とドラマの違い
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