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セルティックスが76ersを破り2年連続のカンファレンス決勝に進出

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5月9日(日本時間10日)にTDガーデンで行なわれたNBAプレイオフ2018、フィラデルフィア・76ersとボストン・セルティックスによるイースタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦は、終盤の攻防を制したセルティックスが114-112で競り勝ち、2年連続のカンファレンス決勝に勝ち進んだ。

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負ければ敗退が決まる76ersが第4クォーター終盤にジョエル・エンビード、ベン・シモンズ、ダリオ・シャリッチの得点でリードを奪ったものの、ホームのセルティックスも離されずに粘り、残り22.2秒にジェイソン・テイタムのレイアップが決まり111-109と逆転に成功する。残り4.7秒にはJJ・レディックが3ポイントシュートライン手前から強引にロングシュートを成功させ、76ersが1点差(112-113)に詰め寄ったものの、セルティックスが1ポゼッションゲームを制している。

試合後のインタビューで、このチームに超えられない壁はないかどうかを聞かれたアル・ホーフォードは、深呼吸を挟み「とにかく今日の試合に勝てて嬉しい」と語った。

またホーフォードは「周りは、僕たちがここまで勝ち上がれるなんて思っていなかったと思う。でも、チームの選手が試合に向けて準備する姿、練習に打ち込む姿を見てきた。彼らは素晴らしい選手になるために努力している」と話している。

1点差に迫られて迎えた残り2.4秒、セルティックスはマーカス・スマートが2本のフリースローを獲得後、1本目を外した。2本目を故意に外してリバウンドを奪うつもりだったのだが、強くバックボードに当てたボールがフープを通過してしまい、スマートは全力で走って自陣に戻ると、エンドラインから放たれた長いインバウンドパスを奪い、チームに勝利をもたらしている。

この一連のプレイについて、ジェイレン・ブラウンは「あれがマーカス・スマート。彼という選手を表しているよね」とコメントした。

セルティックス(4勝1敗)は、テイタムが25得点、ブラウンが24得点、ホーフォードが15得点、8リバウンドで勝利に貢献した。

今シリーズに敗れはしたが、76ersのエンビードは「プロセスに終わりはない」と言う。

「今季はプレイオフに進出するというプロセスを成し遂げられた。カンファレンス決勝に勝ち進むプロセスは果たせなかったので、それが来季の目標になる」。

敗れた76ers(1勝4敗)は、エンビードが27得点、12リバウンド、シャリッチが27得点、10リバウンド、シモンズが18得点、8リバウンド、6アシストだった。

セルティックスとクリーブランド・キャバリアーズによるカンファレンス・ファイナル第1戦は、13日(同14日)に同会場で行なわれる。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ