ローソンは12月10日、店内調理のホットスナック「からあげクン」を無人で調理、提供するロボット「できたてからあげクンロボ」を開発したと発表した。レジで客から注文を受けた後、調理から提供までを自動で行い、揚げたての商品を提供する。TOC大崎店(東京都品川区)で11日から試験運用する。
長方形の液晶ディスプレイを備える、高さ153.8センチの調理ロボット。利用するにはレジでからあげクンを注文し、空のパッケージを受け取る。そこに記載されているバーコードを機械に読み取らせ、空パッケージをボックス内にセットすると、調理完了後にからあげクンが自動で投入される仕組みだ。
提供メニューはからあげクン3種(レギュラー、レッド、チーズ)。従業員と比べて、調理時間を5分の1に短縮したという。揚げたての商品を提供するニーズを検証するのが狙いで、将来は注文から提供までの完全自動化を目指す。
運用期間は28日まで。稼働時間は11〜16日が午前10時〜午後5時、17日以降は午後9時まで。
ローソンは2017年10月、買い物困難者のサポートを目指し、からあげクンをドローンで飛ばしていた。
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