折角、長浜市に来ているのですから、滋賀のご当地メニューを食べてみたい。そう思うのは必然ですよね。長浜駅の近くで、ガイドブックの先頭に載っているお店が今日のお店です。
北国街道に面した築200年の商家の建物を活用した店舗で、おお〜って唸ってしまう昔懐かしい建物がとても魅力的です。昔このあたりは、きっと中山道と北陸路を行き交う旅人や商人の往来で賑わっていたのでしょう。街並みの雰囲気がとっても素敵です。
今日のお店の名前は「翼果楼 （よかろう）」さんです。
お店の薀蓄によると、この地方には、農繁期、農家へ嫁いだ娘の元へ実家から焼鯖を届ける「五月見舞い」という風習があり、焼鯖をそうめんと炊き合せる食べ方は忙しい中で重宝され、湖北の家庭料理となっていったそうです。曳山祭りの日のごちそうとしても定番です。是非最後までお付き合いください。
昨日の長浜のBlog ↓ 宜しければどうぞ！
目次
お店の様子
◯北国街道に面した築200年の商家の建物
▼築200年って、こんなに綺麗なの？と保存状態に驚きますよ。
▼店内は満席でしたので撮りませんでしたが、通された和室はとても年季の入った静かなお部屋でした。卓上にはメニューと調味料類、ん？ビールは赤星ですね〜弱ったなぁ。
▼分かり易いメニューですね。ちょっと贅沢に行ってみましょう。
この日のメニュー
◯サッポロラガービール 600円
▼滋賀県で呑むサッポロラガーです。熱処理後の苦味が美味しいです。濃い味付けであろう焼き鯖の食前酒としてピッタリです。
◯鯖街道 焼鯖寿司付き 1,770円
▼メインの焼鯖そうめんを向うに置いて撮ってみました。
▼焼鯖の身をり乗せた大胆な盛り付けの「焼鯖そうめん」です。焼鯖の身が厚いです。こんなに身の厚い鯖ってあまり見たことないですね。 そして、そうめんも盛り付けが綺麗ですね。端を糸で結わえて茹でるとしても、物凄く太めに束ねないと、このそうめんの太さにならないんじゃないかと思いますね〜。豪快です。
▼どうやったら、こんなに綺麗に焼鯖をそうめんと炊き合せる事が出来るんでしょう。
▼続いて焼鯖寿司です。焼いた鯖寿司なんて初めてです。押し寿司なのでしょうけれど、焼いてあるから生きがいいですね。鯖が跳ねてます。おいしそうです。量的に多すぎたかなぁ。
▼寄せゆば豆腐です。ただの豆腐かと思ったら、濃厚でまったりした味でした。湯葉大好きです。
▼吸物です。なんか中に居ますね（笑）お出汁が良く、諄さがなくて無駄のない味です。
食べ終わって
お腹が一杯になりました。日本酒も呑みたいと思いましたが、お腹にははいりませんでした。焼鯖も、味の染み込んだそうめんも、臭みが無くて、ぺろっと食べられます。伝統の郷土料理って美味しいですね。お座敷しかないので、股関節痛の私には少々辛かったですが、大満足でした。ご馳走様でした。 （しばらく歩けなかったです）
その他（お店情報ほか）
◯お店のトイレ
普通の綺麗なトイレです。
◯お店の場所と営業時間
電話 0749-63-3663
住所 滋賀県長浜市元浜町7-8
営業時間 10:30〜17:00（売り切れ次第終了）
定休日 月曜日 祭日の場合は営業。翌日休み
備考
カメラ
★28mm F2.8と言う明るい単焦点レンズのカメラですが、クロップで35ｍｍと50ｍｍで撮ることが出来ます。テーブルフォトでは綺麗に撮れます。オススメです。
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