カカクコムは9月27日、レストラン検索・予約サイト「食べログ」において、飲食店向けにインバウンド(訪日旅行者)の集客支援サービスを開始したと発表した。第1弾として、中国の「美団点評」が提供するライフサービス検索プラットフォーム「大衆点評」アプリとネット予約サービスの連携を開始した。
海外からの訪日旅行者数は、2019年7月に単月で過去最高を記録するなど、引き続き増加傾向にあると同社は説明。また政府は、2020年の年間訪日旅行者数4000万人を目指して取り組みを推進していることから、今後も拡大が見込まれている。さらに、訪日旅行者の旅行消費額のうち、飲食代は買い物・宿泊に次ぐ水準となっているという。
今回、食べログと大衆点評アプリが連携することで、食べログのネット予約を利用中の飲食店は、中国の訪日旅行者からもネット予約を受け付けられるようになる。また、予約可能な座席情報は自動的に大衆点評アプリに掲載され、翻訳などの特別な対応も必要ないため、海外からの集客をよりスムーズに強化できるとしている。
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