――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米アマゾン・ドット・コムが発表した2018年10-12月期(第4四半期)決算は、過去最高かつこの数年で最悪の四半期決算となった。最高・最悪のどちらも真実であることは、(今のところ)世界最大の時価総額を誇る同社を評価する際に特有の矛盾だ。  通常通り、10-12月期も売上高と利益が市場予想を上回った。やはり通常通り、1-3月期(第1四半期)の見通しはかなり控えめで、売上高と営業利益の中央値は市場予想を下回っている。アマゾンは今後1年に設備投資を増やす方針も示している。