ビジネス
エクセル時短術
2018/4/17 20:00

【エクセル便利テク】表の「ミニグラフ」が効果抜群!! データをわかりやすく見せるワザ

グラフのメリットはデータを視覚化できることですが、表とグラフが別々になり、データを確認する際は両方を見比べる必要があるのがやや面倒です。そんなときは、表にミニグラフを追加してみましょう。横棒グラフならデータの違いが明確になり、折れ線グラフならデータの推移を確認できます。横棒グラフはデータバーを、折れ線グラフはスパークラインを使って表示します。

↑データバーで作成した横棒グラフ

 

↑スパークラインで作成した折れ線グラフ

 

セルに横棒グラフを表示する

セルに横棒グラフを表示するには、データバーを使います。データバーでは数値のあるセルにグラフが表示され、そのままだと視認性が低くなってしまいます。数値を参照するセルを作り、そのセルにグラフのみを表示するとよいでしょう。その際、「棒のみ表示」をオンにするのがポイントです。

↑グラフを表示するセルに参照式を入力し(セルC3では「=B3」)、グラフを表示するセルを選択します

 

↑「ホーム」タブで、「条件付き書式」ボタンをクリックし、「新しいルール」を選択します

 

「新しい書式ルール」画面が表示されます。

↑「書式スタイル」で「データバー」を選択して、「棒のみ表示」にチェックを入れ、最後に「OK」ボタンをクリックします

 

セルに横棒グラフが表示されます。

↑セルに横棒グラフが表示されます

 

セルに折れ線グラフを表示する

セルに折れ線グラフを表示するには、スパークラインを使います。グラフにマーカーを付ければ推移が明確になります。

↑グラフを表示するセルを選択します

 

↑「挿入」タブをクリックし、「スパークライン」の「折れ線」ボタンをクリックします

 

「スパークラインの作成」画面が表示されます。

↑「データ範囲」欄にカーソルがあることを確認し、表のデータ範囲をドラッグします。「データ範囲」欄に選択した範囲が表示されたら、「OK」ボタンをクリックします

 

折れ線グラフが表示されます。

↑折れ線が表示されます

 

↑「デザイン」タブの「マーカー」にチェックを入れます

 

折れ線グラフにマーカーが付きます。

↑折れ線グラフにマーカーが付きます

 

ミニグラフは視覚的にもわかりやすく、また表の数値と容易に見比べることができるので便利ですよ。ぜひお試しください。