「外食したい」が94%、飲食店に求める対策とは--Retty、緊急事態宣言解除後の消費者意向

 Rettyは6月9日、緊急事態宣言「解除後」の外食に対する消費者意向を独自に調査し、その分析結果を発表した。

 調査対象は、「Retty」アプリユーザー(会社員・会社役員・自営業・パート・アルバイト・主婦・学生・その他)の計1154人。実施期間は、5月29日18時30分〜6月3日12時00分。

 まず、「緊急事態宣言発令前の外食頻度はどれくらいですか?(ディナー) 」という問いでは、「週に1回以上」外食を利用していたという回答が56%と半数以上だった。

 
 

 また、「あなたは緊急事態宣言解除後に外食を利用したいですか?」という問いでは、約94%が緊急事態宣言解除後に外食を「利用したい」と回答。

 
 

 その頻度(緊急事態宣言「解除後」、どれくらいの頻度で外食を利用したいですか?)を調べると、外食を「利用したい」と回答した人のうち、約半数が「緊急事態宣言発令以前より頻度は減るけど利用したい」と回答した。

 
 

 外食したい理由(理由を教えてください(複数回答可) )について聞くと、1位が65.%で「料理が美味しいから」、2位が59%で「飲食店を応援したいから」となった。

 
 

 さらに、「店内の雰囲気を感じたいから」(49.4%)、「出来たての料理を食べたいから」(47.1%)、「リアルの場でコミュニケーションをしたいから」(31.5%)といった、店内でしか得られない体験が多数選択された。

 
 

 飲食店に対して衛生面対策を求める人がどのような対策を求めているのか「飲食店にどのような対策を求めますか(複数回答可)」を聞くと、「従業員の健康チェック」「消毒」「座席間隔」「換気」がいずれも70%を超えており、消費者はできる限り厳密な衛生対策を求めている。

 
 

 これからの「お店探し」サービスに求める情報について「WEBやアプリでのお店探しで、載せてほしい情報を教えてください(複数回答可)」を聞くと、約80%が「営業時間変更」、約59%が「テイクアウト」、約42%が「衛生面」の情報を載せてほしいと回答した。

 
 

 なお、「衛生面に関する情報の発信元はどこが信頼できますか(複数回答可)」という問いでは、「実際に行った人の口コミ」が信頼できるという回答が最も多く66.5%。また、「飲食店の人の発信情報」・「実際に対策しているかどうかがわかる写真」についても、約半数の方が情報源として信頼できると回答している。

 
 
「緊急事態宣言「発令中」と比べて、テイクアウトをどれくらいの頻度で利用しますか」という問いでは、緊急事態宣言中と比較して「多い頻度で利用する」・「同じ頻度で利用する」と回答した人を合わせると約49%となった。
 
 

 また、「緊急事態宣言「発令中」と比べて、デリバリーをどれくらいの頻度で利用しますか」という問いには、「多い頻度で利用する」・「同じ頻度で利用する」との回答者が合わせて34%だった。

 
 

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]