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八村塁がデビュー戦でダブルダブルを達成「まだ始まったばかり」

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八村塁 Rui Hachimura Wizards vs Mavericks

10月23日(日本時間24日)にアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたワシントン・ウィザーズ対ダラス・マーベリックスによる一戦は、ルカ・ドンチッチが34得点、9リバウンドを記録したマーベリックスが108-100で勝利した。ウィザーズの八村塁はこれがNBAデビュー戦となり、24分51秒の出場で15本中7本のフィールドゴールを決め、14得点、10リバウンドのダブルダブルを記録した。

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序盤はロングパスでボールを繋ぐウィザーズが速い攻めの展開を見せていた。開始2分36秒、八村はゴール下で囲まれながらもしっかりとシュートを決め、初得点を飾った。その後も立て続けに得意のミドルレンジを決めるなど、第1クォーターだけで八村は6得点をマークした。

しかし、八村が第1Q中盤で2つめのファウルを取られてベンチに下がった辺りから、徐々に流れがマブスに傾き始めた。最大23点差まで開いたゲームは一気にマブスが主導権を奪う形となる。

このまま終わるかと思われたが、第4Q終盤にかけてウィザーズが猛反撃を見せ、7点差まで追い上げることに成功。だが、残り1分9秒でブラッドリー・ビールが立て続けにテクニカルファウルをふたつ取られて退場となり、逆転には至らなかった。

デビュー戦でいきなりダブルダブルを達成し、日本人NBA選手の最多得点及び最多リバウンド記録を更新した八村は「まだ始まったばかり」とデビュー戦について話した。

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この試合でマブス選手としてデビューを果たしたクリスタプス・ポルジンギスは、23得点の活躍を見せ「ようやくこのときが来た」と喜びの気持ちをのべた。

「今はとにかくこの瞬間を楽しみたい。プレイしてるときはあまり自分にプレッシャーをかけないようにしている。一番重要なのは、勝つためにプレイするということだ。個人的に何かを成し遂げようという気持ちではプレイしていない」。

マブスほかにジャスティン・ジャクソンとドリアン・フィニー・スミスがそれぞれ10得点、ジェイレン・ブランソンとセス・カリーがそれぞれ9得点をマークした。

一方のウィザーズはビールが19得点、9アシスト、6リバウンド、トーマス・ブライアントが14得点、11リバウンドを記録した。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ