クラウドファンディング「Makuake」運営のマクアケがマザーズ上場へ、企業評価は170億円規模

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Image Credit: Makuake

クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を運営するマクアケは、11月8日、東京証券取引所への新規上場申請を実施し承認されたことを発表した。市場区分はマザーズで証券コードは4479。98万株を公募し、156万5000株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは38万1700株。主幹事は大和証券が務め、上場予定日は12月11日。公募分を含めた総株数は1096万6000株。想定公募価格の1550円から算出した評価額は約170億円。

価格の仮条件は11月25日に決定し、ブックビルディング期間は11月26日から12月2日を通して実施される。最終的な公開価格決定日は12月3日。同社公開の有価証券届出書によれば、2018年9月期の売上高は9億5800万円で経常利益は1億5600万円。足元の第7期第3四半期は売上が9億1600万円で、経常利益が5900万円となっている。

同社の事業はクラウドファンディング単体でセグメントは分かれていない。第7期第3四半期における主要管理指標に関して、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」の四半期決済総額は約16億8800万円(前年は約12億1500万円)で、アクセスUUは451万8000人、会員数は66万8000人。

マクアケは2013年5月に株式会社サイバーエージェントの100%子会社として設立された。クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を通じて、新しいアイデアや優れた技術を用いた新製品およびサービスを実現したいプロジェクト実行者と支援者をマッチングするインターネットサービスを展開する。

主要な株主としてサイバーエージェントが71%、KSK ANGEL FUND LLCが13.7%、マクアケ代表取締役の中山亮太郎氏が5%の株を保有する。

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