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医師8648人に聞いた「リフィル処方箋の導入、どう受け止める?」
開業医の57.5%はリフィル処方箋導入に「反対」

2022年度診療報酬改定での導入決定を受け、にわかに注目が集まるリフィル処方箋。一定期間内に繰り返し使用できる処方箋を指す。米国やオーストラリア、英国、フランスなどでは既に実用化されており、医療費抑制や患者・医療機関の負担軽減などを目的として、日本でも導入についてたびたび議論されてきた。

 しかしながら、「患者の状態悪化や副作用の発見が遅れる」「受診回数が減少することで医療機関の収入が低下する」といった懸念から日本医師会などが根強い反発を続け、長年実現には至らなかった。今回、中央社会保険医療協議会(日本医師会所属の委員が複数名いる)での十分な議論を経ず、2021年12月22日の厚生労働相・財務相の大臣折衝で突然リフィル処方箋の導入が盛り込まれたことに驚きの声も上がっている。では、現場の医師はリフィル処方箋の導入をどう受け止めているか。

連載の紹介

医師1000人に聞きました
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