米Walt Disney Companyは1月21日(英国時間)、定額動画サービス「Disney+」の英国および欧州の一部(アイルランド、仏、独、伊、スペイン、オーストリア、スイス)での提供を3月24日に開始すると発表した。当初は3月31日に予定しており、1週間の前倒しになる。
月額料金も発表した。英国では月額5.99ポンド(約860円)と、米Netflixの英国での基本プラン料金と同額だ(米国ではNetflixより2ドル安い設定)。Disney+にはNetflixにはないHDや4Kでのコンテンツもある。
前倒しの理由は特に説明していない(Twitterでは「誰かがうっかり何かを引っ張っちゃったらしい」としている)が、英BBCはDisney+の独占作品「Mandalorian」のような人気コンテンツの著作権侵害対策ではないかと指摘する。
Disneyは英国とアイルランドでは2015年から定額動画サービス「DisneyLife」を提供していた。Disney+はそのブランド変更という形での提供だ。Marvel作品や「スター・ウォーズ」シリーズが追加になるが、月額料金は上がる。
欧州の他の地域での提供開始は「2020年夏」の予定。Disneyは日本を含むアジアでDisney+を提供するかどうかについては発表していない。日本では昨年3月から定額動画サービス「Disney DELUXE」を提供している。
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