DI Onlineのロゴ画像

NPhAが薬局版「リフィル処方箋の手引き」公表
処方箋応需時の対応フローや受診勧奨すべきタイミング示す

 日本保険薬局協会(NPhA)は2022年9月8日、「リフィル処方箋の手引き(薬局版)」を公表した。4月に導入されたリフィル処方箋の普及に向け、応需する薬剤師が適切に対応できるよう、処方箋受け取り時から次回来局までの対応フローや注意点を具体的に示した。
 
 まず、処方箋受け取り時には、「リフィル可」欄にレ点があるか、使用回数・総使用回数などを確認する。また、リフィル欄に手書きの記載があった場合には偽造を疑い、医療機関に確認することなどが明記された。また、投薬量に限度が定められている新薬や向精神薬、麻薬、湿布薬については、リフィル処方箋による投薬はできないこと、リフィル処方可の薬剤と不可の薬剤が混在する場合や、薬剤ごとにリフィル回数が異なる場合は、処方箋を別に分けて発行する、といった処方に関するルールについても触れている。

この記事を読んでいる人におすすめ