大さじ1の油で「にんにくうま塩パリパリチキン」を焼くレシピ。にんにくの香りがぶわっと広がります

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

ガツンとにんにくが効いたパリパリチキン。晩酌のおともにも、ご飯のおかずにも最高すぎます。今回は、そんなチキンを家で、しかも大さじ1の油で焼き上げるレシピをご紹介します。

しっかりと味を付けたいので、鶏もも肉はすりおろしにんにくに1時間ほど漬けこんでから焼きます。この1時間で、ひと口目から衝撃的に美味しいチキンになりますので、どうかお待ちください。たっぷり入れるにんにくに負けないよう、鶏がらスープの素も加えてうま味マシマシにしますよ。

にんにくと一緒に入れる砂糖の保水効果で、中はとってもジューシー! 冷めてからもしっとりとしているので、秋の夜長にゆっくり飲みながらつまむのにもおすすめです。

それでは早速レシピです。

 

山本リコピンの「にんにくうま塩パリパリチキン」

【材料】鶏肉1枚分

  • 鶏もも肉 1枚
  • 小麦粉 大さじ3
  • サラダ油 大さじ1
  • 粗びき黒こしょう、レモン(カットする) お好みで

(A)

  • すりおろしにんにく 小さじ2
  • 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1
  • 砂糖 小さじ1/2
  • 塩 小さじ1/4

作り方

1. ボウルに(A)を入れてよく混ぜる。

 

2. 鶏もも肉は余分な脂身(黄色っぽい部分)を包丁やキッチンバサミで切り落とし、皮目を6~7ヵ所フォークで刺す。

余分な脂身を取ると、鶏肉の臭みも取り除けて焼き上がりが美味しくなります。また、皮が縮んで肉が反り返らないようにフォークで穴をあけます。

 

3. 1のボウルに鶏もも肉を入れて調味料をもみこみ、ラップをして冷蔵庫に入れて1時間漬けこむ。

 

4.1時間経ったら鶏もも肉を取り出し、全体に小麦粉をしっかりまぶす。

 

5. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、鶏もも肉を皮目を下にして置き、ムラなくパリッと焼けるようにヘラなどで押さえながら、7~8分焼く。

皮目から先に焼くことで、皮から出る脂でパリパリに焼き上がります。また、身のほうから焼いて火を通しすぎてしまい、かたくなるのも防げます。

なお、今回は調味料をもみこんでいるため焦げやすいので、こまめに様子を見て、早い段階で焼き色が付いてきたら火を弱めてください。

 

6. 皮目に写真のようにしっかり焼き色が付いたらひっくり返し、反対側を5~6分焼いて火を通す。

 

7. 6を食べやすい大きさに切って皿に盛り、お好みで粗びき黒こしょうをかけ、レモンを添える。

切った際に断面がまだ生焼けなら、フライパンに戻し、弱火で再度加熱して火を通します。

 

ガツンとしたものでお酒を飲みたい日に!

鶏もも肉がパリパリに焼き上がりました。

 

ひと口食べると、外はパリパリ、中はしっとりジューシー、そして、にんにくの香りがぶわっと広がります。1時間漬けこんだかいあって、肉のうま味に、もみこんだたっぷりのにんにく、鶏がらスープのうま味が重なり、前言通りに衝撃的な美味しさです。

 

黒こしょうをたっぷりかけて食べ始め、途中でレモンをギュッと絞って味変を楽しむのが私のお気に入りの食べ方。一気にさわやかになって、お箸もお酒もさらにすすみますよ。

ガツンとしたものでお酒を飲みたい日に、白ご飯を食べたい日に、ぜひお試しください。

 

作った人:山本リコピン

山本リコピン

料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

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