充電式で持ち運びが簡単なマキタの「充電式空気入れ MP180DRG」レビュー
自転車で買い物に行くとき、絶妙に乗り心地が悪いぐらいの空気に減っていることが相次ぎ、毎回手動で入れ直すが面倒だったため、手間を減らすため、充電式の空気入れであるマキタの「MP180DRG」を導入してみることにしました。
充電式空気入れ MP180DRG/株式会社マキタ
https://www.makita.co.jp/product/li_ion/mp180d/mp180d.html
「MP180DRG」はこのようなケースに入れられています。
ケースを開いてみるとこんな感じ。
内容物は、本体、バッテリー、充電器、取扱説明書。
本体はこんな感じ。
上部には表示パネル。
左側面には電源ボタン。
前方には各種アダプタがあります。
アダプタはボール、仏式バルブ、浮輪用の3種類。
後方にはバッテリー装着部があります。
エアホースの長さは約67cm。
先端は米式バルブに対応したエアチャックです。英式バルブ用アダプタもチェーンでつながれています。
手に持ってみるとこんな感じで、人さし指の位置にトリガーが設置されています。
充電器はこんな感じ。
前面に設置されたUSBポートを使って、USB給電を行うことも可能。
裏面にはすべり止めやつり下げ用ネジ穴があります。
リチウムイオンバッテリーへの出力は14.4~18V-12A、USBポートへの出力は5V-2.1Aです。
リチウムイオンバッテリーはカバー付き。
DC18V、6.0Ah、108Whです。
充電器を電源に接続すると、充電表示ライトが緑色に点灯します。
リチウムイオンバッテリーを充電器に取り付ける際は、向きを確認して……
充電器に取り付けます。
リチウムイオンバッテリーを充電器に取り付ける様子のムービーは以下。なお、リチウムイオンバッテリーを充電器に取り付けた際にメロディーが流れますが、これは充電完了の際にお知らせとして流れるメロディー。リチウムイオンバッテリーを素早く付け直すとメロディーの種類が5種類+無音モードに順番に切り替わります。実用充電まで約27分、満充電まで約40分です。
充電式空気入れ MP180DRGのバッテリーを着脱 - YouTube
リチウムイオンバッテリーを本体に取り付ける際もしっかり向きを確認します。
取り付けが完了するとこんな感じ。リチウムイオンバッテリーを含めた本体の質量は約1.7kgです。
左側面のボタンを押すと電源が付きます。
電源が付くと表示パネルが点灯します。上部の白いボタンで空気圧の表示単位をPSI、bar、kPaに変更可能、下部の-と+ボタンで注入したい空気圧を設定できます。
なお、本体駆動中は前面のライトが点灯します。
実際に使用してみます。まずはスポーツタイプの自転車に多い仏式バルブから。最初にバルブのネジを緩め……
仏式バルブ用アダプタを装着。
その上からエアチャックを接続し、ロックレバーを閉じます。
タイヤにはこのように適正空気圧が記載されているので、確認し……
ボタンにより空気圧を設定します。
実際に空気を入れてみたムービーは以下。トリガーを引くと注入が開始され、設定した空気圧に達すると自動で注入が停止します。また、パネルに表示される数値が「現在の空気圧」に切り替わります
充電式空気入れ MP180DRGはトリガーを押した状態でも設定した空気圧に達すると自動で運転が停止 - YouTube
次に、一般的な自転車に備えられている英式バルブに空気を入れてみます。
本体のエアチャックに英式バルブ用アダプタを接続し……
自転車のバルブに取り付けます。
タイヤの適正空気圧を確認し……
本体の電源をオンにし、ボタンにより空気圧を設定します。
実際に空気を入れてみたムービーが以下。英式バルブはその特性上正確な圧力値は表示されないため、タイヤの状態を確認しながら空気を入れる必要があるとのこと。
充電式空気入れ MP180DRGを使って自転車のタイヤに空気を入れてみた - YouTube
「MP180DRG」は、手や足を使わなくてもトリガーを引くだけで楽に空気を入れられるという手軽さはもちろんのこと、適正空気圧を設定すると自動的に停止してくれるという点が非常に便利。また、空気圧が目盛りではなく数値として表示されることで、狙った空気圧までピッタリ入れられるのもありがたいところです。
MP180DRGはAmazon.co.jpでも購入可能で、価格は記事作成時点で税込2万7927円です。
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