(前列中央)タイミー 代表取締役の小川嶺氏
(前列中央)タイミー 代表取締役の小川嶺氏 画像提供:タイミー 

先日、法人カード「UPSIDER」を提供するUPSIDERが大手金融機関からの融資および融資枠の確保、いわゆるデットファイナンスによって467億円の超大型の資金調達を発表したのは記憶に新しい。

UPSIDERに続き、今度はスキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミーが、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などの大手銀行からの借入(融資枠の確保も含む)によって総額183億円の資金調達を明らかにした。

タイミーによると、財務実績や将来性を踏まえた信用力が評価されたとのことで、今回の資金調達は無担保・無保証。借入金利は年利1.0%未満という評価を得たと主張する。

タイミーよれば、2022年10月時点での累計利用者は350万人超。求人を掲載する事業者も3万3000社まで拡大。それに伴い、求人募集の人数も前年同四半期比で4.7倍になるなど、順調に成長しているとのこと。今回調達した資金は、事業運営に必要な運転資金に充て、さらなるスピードでの成長を目指していくようだ。

なお、DIAMOND SIGNALではタイミー代表取締役の小川嶺氏と取締役CFOの八木智昭氏へのインタビューを予定しており、その内容は後日掲載する予定だ。