将棋の順位戦2組2回戦で、藤井聡太七段(17)が橋本崇載八段(37)に85手で勝利した。最年少タイトル獲得に向けて快進撃を続ける中、順位戦A級経験もある橋本八段は、序盤からペースを握られ、挽回のきっかけを掴めずに完敗。対局後のインタビューでは「将棋のスピード、積んでるエンジンが違う」と鋭さを称えると、感想戦については「藤井君もハードスケジュールでしょうから」と、パスをする気遣いを見せた。