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前年比900億円以上の減益を民泊仲介サービス「Airbnb」が報告

By Open Grid Scheduler / Grid Engine

民泊施設仲介サービスのAirbnbが2020年第4四半期(10~12月)と2020年通算の決算報告を2021年2月15日に公開しました。決算報告からは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で宿泊予約数が大幅に減少し、2019年と比較して収益が30%減少していることが明らかになっています。

Airbnb_Q4-2020-Shareholder-Letter_Final.pdf
(PDFリンク)https://s26.q4cdn.com/656283129/files/doc_financials/2020/q4/Airbnb_Q4-2020-Shareholder-Letter_Final.pdf


Airbnb Fourth Quarter and Full Year 2020 Financial Results
https://news.airbnb.com/airbnb-fourth-quarter-and-full-year-2020-financial-results/

Airbnbが公開した決算報告によると、2020年第2四半期(4~6月)の収益は3億3500万ドル(約356億円)で、2019年第4四半期の12億1400万ドル(約1290億円)から72%減少していました。その後、2020年第4四半期には8億5900万ドル(約913億円)の収益を上げ、2019年第4四半期の11億ドル(約1169億円)と比較して22%の減少に抑えることに成功。2020年の総収益は34億ドル(約3613億円)で、2019年の48億ドル(約5100億円)から30%の減益となりました。


また、2020年第4四半期にAirbnbで予約された宿泊などの利用者数は4630万件(前年同期比39%減)で、2020年の通算は1億320万件(前年比41%減)と、COVID-19の流行によるユーザーの減少が鮮明に表れました。


さらに、Airbnbは2020年第4四半期に39億ドル(約4142億円)の損失を計上しています。Airbnbは「39億ドルの損失の内、28億ドル(約2974億円)は2020年12月の株式上場に関連する損失です」と述べています。また、Airbnbは「2020年の収益はCOVID-19の影響を受けて2019年の半分以下になる」と予想していたとのこと。Airbnbのブライアン・チェスキーCEOは「2020年のAirbnbのパフォーマンスは、Airbnbの回復力や適応力を示しました。Airbnbは、今後徐々に回復すると思われる旅行需要に焦点を当てています」と述べ、Airbnbの収益減少額が予想よりも少なかったと主張しています。


なお、アメリカの日刊紙ニューヨーク・タイムズは「Airbnb株の時価総額は、パンデミック収束後の旅行需要の高まりへの期待により、1200億ドル(約12.7兆円)まで上昇しています」と述べています

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in ネットサービス, Posted by log1o_hf

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