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厚生労働省「2020年医療施設静態調査」分析(1)
在宅医療を手掛ける医療機関の割合が高い都道府県、1位は和歌山県
在宅看取りの実施割合が最も高いのは長野県、唯一10%台に

 厚生労働省が2022年4月27日に公表した2020年医療施設静態調査によると、訪問診療往診を手掛ける医療機関(病院・診療所)の割合が最も高い都道府県は和歌山県だった。訪問診療、往診ともに上位5県の順位は同じで、同県に続き島根県、鳥取県、長野県、岐阜県となった。

 医療施設静態調査は病院・診療所の診療機能を把握することなどを目的に、全国全ての医療機関を対象として3年ごとに実施されている。在宅関連サービスの実施状況については、9月の1カ月間の実績を調査した(関連記事:病院の36.1%、診療所の19.7%が訪問診療を実施)。

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