「ローソン」去年同時期 80%余下回る大幅減益 新型コロナ影響

「ローソン」去年同時期 80%余下回る大幅減益 新型コロナ影響
コンビニ大手「ローソン」のことし8月までの半年間の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛やイベントの中止が続いた影響で、最終的な利益が33億円と去年の同じ時期を80%余り下回る大幅な減益となりました。
ローソンが8日発表したことし3月から8月までの半年間のグループ全体の決算によりますと、売り上げは3228億円と去年の同じ時期より12.5%減少しました。

外出の自粛や在宅勤務が広がって店舗の売り上げが減少したうえ、イベントの中止や延期が相次ぎ、チケットの取り扱いによる手数料収入も落ち込みました。

一方、ことし5月までの第1四半期の決算では赤字に陥っていた最終損益は、33億円の黒字に転じましたが、黒字額は去年の同じ時期を83.6%下回り、大幅な減益となっています。
オンラインの会見で竹増貞信社長は「コロナ禍の中でもチャンスを見いだし、加盟店と一体となって改革に取り組みたい」と述べました。