九州で暮らしていた時は、360日くらいは冷蔵庫に “さつま揚げ” が常備されていたように思う。近所にカマボコ専門店も数軒あり、気軽に入手しやすい環境だったのだ。

海なし県・奈良で暮らし始めて10年近く経つが、無性にさつま揚げを食べたくなる瞬間がある。そんな時の強い味方が、鹿児島県は指宿市の漁業協同組合が販売する「すり身」だ!! 

・アジにイワシにブリにシイラ

鹿児島県指宿市は山川町にある漁業・水産加工業協同組合は自慢の新鮮魚やすり身、水産加工品や鰹節製品などを販売している。指宿市は温泉もあるし魚も美味しいし、本当に良いところだよなあ。

さて、そんな協同組合が開くオンラインショップ「篤姫の台所」をポチっとすると、目に飛び込んでくるのが “すり身” だ。アジにイワシに、ブリにシイラと種類も豊富。

うす味から甘口、300gから500gなど好みや都合に合わせて選べるところも嬉しい。かねてより記者はこの “すり身” を愛用しており、みなさんにも是非お伝えしたいと考えた次第なのだ。

並んでいる商品、どれを購入しても美味しいので安心して好きな魚を選んでほしい。記者は今回、イワシ(300g・税込340円)とブリ(同)とシイラ(500g・480円)を入手。いざ、さつま揚げを作ってくぜ。

・冷凍庫に常備すべし

すり身は冷凍された状態で届く。賞味期限もモノによるだろうが、半年先くらいまでは持つのでありがたい。すぐに食べたい場合は、袋のまま流水で解凍して使うことも可。

急がない場合は常温、もしくは冷蔵庫でじんわり溶かそう。解凍後は袋の下角部分を切り取り中身をつまみ出して揚げれば、さつま揚げの完成だ。その間は、ものの数分。本当に「アッ」という間に完成するのだ。

出来立てはもちろん熱々で美味しいし、冷めても美味しい。噛めば噛むほど、感じられる魚の旨味がタマラナイ! 「ああ、さつま揚げって魚から作られているんだよなあ」と改めて感じられる、魚っぷりだ。

甘口もうす味も、魚の味わいを邪魔しないよう味付けがされているので、何も付けなくてもウマい。というか、どうかはじめはそのまま食べてほしい。しばらくしたら大根おろしを乗せたりして、味変するのも良いだろう。

いやはや。繰り返して申し訳ないが、こんなに簡単に、こんなに美味しいさつま揚げができるのかと驚くこと必至。正直、便利過ぎる。冷凍庫に常備しておいてしかるべしだ。自信を持ってオススメするぞ! 

参考リンク:山川町漁業協同組合オンラインショップ「篤姫の台所」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼鹿児島県は指宿市山川町の協同組合が販売するすり身

▼冷凍庫に常備しておきたい使い勝手の良さ

▼あっという間にさつま揚げが完成するよ

▼揚げずにお吸い物などにポトんと落とすだけでも美味しい