YMYLコンテンツはサブドメインで分けるべきか否か

[レベル: 上級]

YMYL 関連のコンテンツはサブドメインで分けて公開したほうがいいのでしょうか?

以前は分けるようにアドバイスしていたが、今は?

2021 年 4 月のオフィスアワーで Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のようにアドバイスしていました。

YMYL コンテンツと 非 YMYL コンテンツを同じサイトで公開しないほうがいい。混ざっていると、Google の扱いが難しくなる。

たとえばサブドメインで分けたほうが、サイトの全体的なテーマを Google が把握しやすくなります。
反対に、YMYL に深く関係するコンテンツとまったく無関係のコンテンツが同じサイトに混在すると、そのサイトが何を主に扱っているのかの判断が難しくなってしまいます。

ところが、似たような質問に対してのミューラー氏の最近の回答は異なるものでした。

次のようにミューラー氏は Twitter で質問されました。

サブドメインが YMYL を扱っているとしたら、サイトの残りにも影響しますか?
たとえば、健康/星占い/ゴシップなどテーマごとにサブドメインを分けているオンラインメディアです。

ミューラー氏の回答はこうです。

検索側からは、そういったことについては特定のアドバイスはない。むしろ、ユーザー体験に関係してくるトピックではないかと思う。

意味があるともないとも言っていませんが、少なくとも推奨はしていません。

質問の解釈が以前とは異なっていたからでしょうか?
それとも、状況によって回答が変わるからでしょうか?

もやもや感がちょっと残るので、noindex と rel=canonical の併用のときのように折をみてミューラー氏に確認してみたいと思います。