おはようございます、ザキヤマです。ご無沙汰しております。


サイバーエージェント子会社周りの決算が出ると年末だなと思うわけですが、昨日大量にが出てきましたので、まずはCygamesについて書きたいと思います。

Cygames_売上_利益2020
数字引用:官報・サイバーエージェント有価証券報告書

上のグラフは2013年9月期から2020年9月期までの業績推移。2020年9月期はコロナ禍で大変な市況となりましたが、巣篭もり需要もあってか過去最高業績を記録しております。業績詳細は以下のとおり。


cygames

・Cygames 2020年9月期通期決算
売上高:1,104億600万円
売上総利益:596億8,100万円
営業利益:248億8,800万円
営業利益率:22.5%
経常利益:243億1,400万円
純利益:161億3,300万円
利益剰余金:813億8,200万円

2019年9月期に初めて売上高が1,000億円突破しましたが、今回も好調に推移し1,100億円を記録。利益面も過去最高で、営業利益率も22.5%と高い水準での着地となりました。


▼売上高推移
2016年9月期:780億300万円
2017年9月期:922億9,100万円
2018年9月期:966億4,400万円
2019年9月期:1,086億5,100万円
2020年9月期:1,104億600万円(前期比+1.6%)

▼純利益推移
2016年9月期:133億600万円
2017年9月期:133億6,000万円
2018年9月期:113億5,600万円
2019年9月期:110億2,500万円
2020年9月期:161億3,300万円(前期比+46.3%)

売上高と純利益の推移をテキストで振り返ると上記のとおりとなりますが、売上もさることながら今回は特に利益成長を感じることが出来ます。推測ではありますが、巣篭もり需要でトップラインが伸びる中、コスト抑制による販管費の減少によってこのような形となっているかもしれません。なお、この1年だけでのタイトルリリースを振り返ると、2020年2月にPS4向け対戦アクションRPG『グランブルーファンタジー ヴァーサス』が、2019年11月に『WORLD FLIPPER』がそれぞれ新規タイトルとしてリリースしております。

毎度驚きの決算を魅せてくるCygames。今期も楽しみです。

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