家でお酒を飲む機会が増え、家飲み用のおつまみを買うようになった人も多いだろう。かく言う私もそのひとりだ。

ある日のこと。外食をしなくなった分、お酒のアテくらいちょっと贅沢してみようか……そう考えながら成城石井に入り、ふと目に入ったのが、ナカダイから発売されている「トースターで焼いてもおいしい焼チーズ」だった。

税込み594円と普段スーパーで買うおつまみと比べたら少々割高だが、この大きさなら満足感も大きいのではないかと購入した。すると!

・大きいシート状のチーズ

平たく、焦げ目のついた長方形のチーズがシート状にパッケージされたこの商品。さっそく食べようとパッケージを空け、チーズの下に敷いてあるシートを剥がそう思ったその瞬間、私はあることに気がついたのである。

これ食べられるやつだ!

そう、よく見ると裏面は魚のすり身を伸ばした魚肉シートになっていて、その上にチーズが乗っている、いわば「巨大チータラ」だったのだ!

チータラを一度開ければ無心で一袋食べきってしまう筆者にとってこれは夢のような商品……! いやが上にも期待は膨らむ。


・そのまま食べてみる

まずは焼かずに食べてみる。味としてはチータラに焦げ目の香ばしさが付いた感じで、あらかじめ焼いてある分チーズはやや硬めで食べ応えがあり、このままでも十分美味しく食べられる。


・焼いて食べる

トースターがなかったためオーブンとフライパン、2種類の方法で焼いてみた。「トースターで焼いても」と書いてあったので別の焼き方でも美味しいはずだ。

オーブンで焼くと、平たかったチーズがふつふつと膨らみ、厚みを増してボリューム感のある焼き上がりに。


フライパンで焼くと、オーブンのような厚みは出ないが、裏表を焼くことで魚肉シートの部分にも焦げ目をつけられる。


そして両面をしっかり焼いてから食べてみたところ……


……美味ぁ……


トロッと柔らかくほぐれた肉厚のチーズが、魚肉シートと相まって上品な味わい。オーブンで焼くと よりチーズの甘みが感じられ、フライパンで焼くと より香ばしさを楽しめる。

いずれにしても、その名の通り、焼くことで真価を発揮するこの商品。焼かずに食べるとやや硬めに感じられたチーズが、焼くことで柔らかくなり、最高のお酒のアテになるのだ。おつまみとしてはもちろん、焼いたものをパンに乗せて食べるのも良いかもしれない。


──てな感じで、当初から予想していた大きさはもちろん、焼きの入った巨大チータラは、味の面でも大満足。これぞまさしく夢の食べ物。たまには贅沢したって良いじゃない。


参考リンク:ナカダイ「大人気!ナカダイの焼チーズ」
執筆:スガラジカル
Photo:RocketNews24