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アサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶 炭酸が噴き出す仕組みがこちらです。 生ジョッキ缶と通常版の比較。 通常のものは磨いたような直線傷があり、よく見ると左にもあります。その上に塗料を塗ってクレーター状のでこぼこを作っています。 このクレーターが泡を産み出す仕組みです。 #生ジョッキ缶 pic.twitter.com/SUj1OePAjk
2021-04-15 21:37:17アサヒスーパードライ生ジョッキ缶の切れ端をビールに沈めると 泡の出方が裏表で全然違うのがわかります。 #生ジョッキ缶 pic.twitter.com/DrRHMZ5Mz9
2021-04-16 02:51:57アサヒスーパードライ生ジョッキ缶の内壁の概観はこんな感じです。 生ジョッキ缶の方が色が鈍く、既存製品は反射が見えます。 手触りも生ジョッキ缶はざらっとしており、既存製品はつるつるしています。 #生ジョッキ缶 pic.twitter.com/2REv2pBOq6
2021-04-16 02:14:18さらに拡大。 クレーター状なのがはっきり見えてきます。 単にギザギザ尖っていれば泡が出るのではなく、 クレーターの形状が泡を促進させる効果を産むのだそう。 pic.twitter.com/TzL8pPo4hw
2021-04-14 00:38:06このクレーター形状を特殊な塗料(特許申請)で作っているらしいのだが、 この顕微鏡画像を見る限りでは、 穴が充分丸いことや面の高さが均一でない、クレーター位置がランダムなことから 泡状の塗料を吹き付けて破裂させているようにも見える。 そんなことが可能なのかどうかはちょっとわからないが。
2021-04-14 00:42:18もう一つ気になるのは左右の斜めの線がはっきり入っていること。これは洗浄過程か何かで入るのだろうか。 この線については報道資料にもなく、 報道資料の顕微鏡画像にも入っていなかったので 製品版のみで生じるラインなのだろう。 このラインは肉眼でも見えるので機会があればよく見てほしい。
2021-04-14 00:44:39こちらは蛍光顕微鏡で見たもの。 小さい輪が無数にあるのが見える。 まあさすがに蛍光で塗料が光っているのではないのだとは思う。単に反射がちょうど合うところが選択的に光っているだけだと思われる。 pic.twitter.com/sA3cTqpB0H
2021-04-14 00:51:08ジョッキ缶と同様に炭酸が出てくるのを促すことで知られる素焼きの表面はこのようになっていました。 でこぼこなのは同じ様ですね。 普通の陶器は釉薬が塗ってあり、表面はつるつるしています。普通の陶器のコップでは炭酸は出にくいことがわかります。 pic.twitter.com/fmC5S6aPp1
2021-04-15 21:39:56同じように割りばしでも出ると言われます。 割りばしも複雑な形状ではありますが、素焼きほどではなく繊維状になっています。この繊維のでこぼこで炭酸が出やすくなっているのでしょうか。 pic.twitter.com/IR2dgg4oqr
2021-04-15 21:41:55やはりそういうカラクリが。 twitter.com/sakeshikilab/s…
2021-04-14 00:30:17アサヒ 生ジョッキ缶 すごいですよね。 内壁が秘密だそうなので、うちの顕微鏡(x40倍)で撮像してみました。 10マイクロメートル以下の直径のクレーターのようなものがぽつぽつとあるのがわかります。 この穴がビール中に溶けている炭酸ガスの揮発を促進しているらしい。 #生ジョッキ缶 pic.twitter.com/4VUTfxasuF
2021-04-14 00:26:51@SakeShikiLab 陶器的な感じなのかな? 穴が多過ぎたら炭酸がすぐ消えてしまいそうですし、出したい泡の細かさに合わせた穴の大きさにしてるだろうし、かなりこだわってそうですね!
2021-04-14 00:33:55@bluetoneinfo ですね。こんなランダムなものを工業的に量産できるってものすごい技術力だと思います。
2021-04-14 00:52:32缶ギネスみたいなウィジェット入れるにしては口全開だしなと思っていたらなるほどこういう仕掛けでしたか。 twitter.com/SakeShikiLab/s…
2021-04-14 00:36:21